オーディオ・アナログ


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現在生産されている真空管はロシア製、スロバキア製、中国製 があります。
 ロシア製: Svetlana、Sovtec、Electro-Harmonix、Genalex
 スロバキア製: JJ-electronic、Tesla
 中国製: Golden-Dragon、Psvane、Shuguang、Fullmusik、CCIなど

現行品の国産アンプはそのほとんどが中国製の真空管を使用しています。増幅管、整流管、出力管がすべて
入手できるからだと思います。また、中国製の真空管アンプも販売されていますが音質が悪く、これ専門に
改良してくれる業者もいます。音質にこだわるなら管球の交換は必須です。

過去の真空管には銘管が数多くありました。
 米国製: RCA,Tung-sol,Western-Electric,Sylvania,GE,Raytheon,Cetron,United
 英国製: Mullard,GEC  蘭製: Philips(ECG)
 独逸製: telefunken,Siemens,AEG  ハンガリー製: Tungsram
 日本製: NEC,松下,東芝,マツダ,テン 
など音質は各社で微妙に異なり現在の管球よりはるかに上でした。
出力トランスほどではありませんが、真空管でも音質が変わります。
価格は高めですが現在でも中古管は入手可能でお勧めです。

中国管は音が細く冷たい感じで音場感が出ず使用しない方が無難です。アンプに至っては論外。
ロシア管、スロバキア管は音質の差が大きいのでアンプに合う合わないがあります。
中にはエレハモの300Bゴールドのようにエージングして使えばWE-300Bに近い音が
出ますのでお買い得です。

設計は欧州で製造は香港の管球フォノイコで中国製の増幅管12AX7をRCAに変えたとき音質が激変、
RCAの増幅管(12AX7,12AU7、12AT7)は数ある管球の中で最も音質が良く、試聴室では
全ての増幅管をRCAにしています。

以前、ウエスタンの350Bを一度聞きたくて6L6を改造なく差し替えられると言う中国製の350B
(Golden-Dragon製)を購入、ALTEC-1520パワーアンプ(出力管6L6)に差し替えて試聴
しましたが案の定悲劇。6L6はジャズ、ボーカルに適していますが意に反して薄っぺらな安っぽい音。