ライントランス.リピートトランス,ライントランス
ライントランス・トーレンスレコードプレーヤー・トーンアーム修理・MCトランス・フォノカートリッジ・音工房

     ライントランス           リピートトランス,ライントランス

オーディオの装置を選ぶ時にその基準は?。 全て同じメーカーで統一することはまずありません。ブランド
品を中心に集めた装置をケーブルでつないで音を出した場合、どんな音になるのか?。
装置にはそれぞれ特性があり、音を出してみなければわかりません。その結果これで良いのか誰でも疑問が残
ります。
一つの基準が”30日間聞いて毎日満足できるか?”です。通常は日が変わると疑問が出て来ます。音が重い、
感動がわかない、疲れるなど、抽象的な感覚。次に低域が強い、高域がきつい、平面的などの具体的な現象。
そこで調整が始まり、この繰り返しで泥沼が続きます。その中でプロが使うのが”
トランスとケーブル”です。
うまく調整できれば目的の”
スピーカーが消えてなくなる”境地に到達します。
スピーカーが消えてなくなる音’とはクラシック、ジャズを問わず左右スピーカーを含む
目前の空間全体から音が出ている状態でオーディオの究極の状態。    ’
チンドン屋の音とは’を参照。


ソースによっては音の出方が正反対になります

1.
コンサートホールのような広い空間では残響を伴い音が後方に展開されます。
  クラシックやビッグバンド、ジャズボーカルなど大編成のソース。
2.
ライブなどの狭い空間では残響はほとんどなく音が前方に展開されます。
  小編成のジャズバンドやボーカルなど小編成のソース。
クラシックでは弦楽器が中心でジャズでは金管楽器が中心です。これでも再生方法が大きく異なります。
これらを同じ再生装置で再生するのは困難が伴います。

   ライントランス

ライントランスはリピートトランスとも言い、原則入出力に差がない(昇圧しない)トランスです。トランス
の材質で音が変わります。ウエスタンのWE−111CライントランスはCDの音質をアナログのように聞き
やすくことで有名ですが、ライントランスにはいろいろな使い方があります。
昇圧トランスとは違い、
ライントランスは入力と出力のゲインが同じかまたは近い物でトランスを通して音質
を変える効果があります。もともとアンプの音質を決めるのは回路や真空管、素子よりも入力、出力トランス
と言われています。
この特性を生かして外付けでトランスを使います。
システムの音質は千差万別ですのでライントランスを複数使って調整していきます。
複数つないで組み合わせればそれぞれの特性が生かされます(以下の4種類)。
中低域の改善でウエスタンを使うのが音質改善のポイントです。

うまく調整できれば見違えるような音質になり、スピーカーが消えて無くなり目の前で演奏しているような
錯覚に陥ります。
なお、’アンプのトーンコントロール機能’は音質の微調整に有効です。

 1.音場感と潤いを出すトランス(中低域の改善) ・・・・ :ウエスタン。
 2.空気感、奥行き感を出すトランス(音場感を出す)・・・ :DUKANE、JS、Langevin。
 3.音質を調整するトランス(中高域の改善) ・・・・・・ :JENSEN、UTC。
 4.音を前面に出すトランス(奥行き感を出す)・・・・・・ :ピアレス、ALTEC。


利用形態1:CD〜アンプ間
(下記参照)
      一般的な使い方でCDの冷たく硬い音がアナログのような柔らかく聞きやすい音に変化します。
      使うトランスによって効果は異なります。トランスの選定が重要。

利用形態2:カートリッジ〜アンプ間
      MC、MMカートリッジとも
’外付けフォノイコとアンプの間’で使います。

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      フォノイコなしでMCトランス又はMMカートリッジに直結するとまれに変化が強く出ます
      ライン(リピート)トランスによって音質が変わります。
      ライントランスを複数個組み合わせるのはそれぞれの特徴を引き出すためです。
      
いずれか1個でもOK。または2個以上でもOK。トランスによって効果が異なります
      以下は2個を組み合わせる場合の推奨例。
       

     組み合わせ1:
      A:DUKANE、JS、LANGEVIN・潤い、温かみ、響きがある音場感抜群の音。
      B:ウエスタン  ・・・・・・・・・・・・中低域の音質を改善。音場感と潤いがある音。

     組み合わせ2:
      A:ピアレスまたはALTEC  ・・・・・歯切れがよく躍動的な音。
      B:ウエスタン  ・・・・・・・・・・・・中低域の音質を改善。音場感と潤いがある音。

     組み合わせ3:
      A:JENSEN、UTC  ・・・・・・・中高域の音質を改善。(音質調整)
      B:ウエスタン  ・・・・・・・・・・・・中低域の音質を改善。音場感と潤いがある音。

利用形態3:プリアンプ〜パワーアンプ間
      セパレートアンプの場合はプリとパワーのアンプの間に入れることでライン(リピート)
      トランスの音質が加わり、奥行き感が出ます。
      
アンプによっては不可の場合もありますので要注意

クラッシック、ジャズ、ボーカルでは音場再生に基本的な違いがあります。
クラッシックのホール感と、ジャズ、ボーカルのライブ感は正反対の音で同じ条件下では共存できません。
ホール感では若干の残響再生が必須で、ライブ感では残響は不要の物です。
ライン(リピート)トランスはこの矛盾を解決してくれます。ウエスタンサウンド、アルテックサウンドなど
通常では再生できない音がそれらしい音に変化します。全般的には音質は向上します。楽器の定位が明確になり
立体感が増し、奥行き感が出ます。使うトランスによっては効果が異なりますのでトランスの選定が重要。
JENSEN、UTCは中高域を改善しますのでシステムによっては高域が強くなります。
同じスピーカーでクラシック、ジャズが再生できます。

ライントランスは IN と OUTを逆にすると大幅に音質が変わる場合があります。音量の変化はボリューム
で調整。試す価値はあります。具体的な使用例は”試聴室”を参照のこと。


プリアンプ音質改善:
音場感、空気感’を出すにはプリアンプの性能が大切です。最近の特性ばかり優れたプリは高価であっても
音場感を出すには逆効果です。プリアンプには出力トランスが付いていませんがこの出力トランスを付けると
劇的に音が良くなります。”良くなる”という意味は音に潤いと深みが出ることです。聴けば一瞬で判る程です。
プリとパワーのアンプの間にライン(リピート)トランス入れるとこれと同じ効果を再現できます。
(アンプとの相性で不可の場合もあります)


   ライントランス

CDの音は規格で16bit 30〜15,000Hzと規定されています。24bit録音のCDも出ています。
24bitなら余裕で収録できることになり音質上も音の厚みなどを加わえることが出来ます。
いずれにしても歯切れのよいノイズの少ないのが特徴ですが、レコードのような響きと奥行き感、空気感はなく
長時間聞くと疲れが残ります。ライン(リピート)トランスで音質が一変します。なお、国産トランスは特性
ばかりよくて音質がよくありません。



         ライントランス ライントランス ライントランス ライントランス
                   
A     B

A,Bはいずれもライン(リピート)トランスでトランスによって音質が変わります。複数個組み合わせるのは
それぞれの特徴を引き出すためです。
いずれか1個でもOK。または2個以上でもOK
使うトランスによって効果が異なります。トランスの選定が重要。
なお、’アンプのトーンコントロール機能’は音質の微調整に有効です。

     推奨組み合わせ:
      A:DUKANE、JS、LANGEVIN・・潤い、温かみ、響きがある音場感抜群の音。
      B:ウエスタン  ・・・・・・・・・・・・・
音質を柔らかくし音場感と潤いがある音。

試聴室の組み合わせは A:DUKANE B:JENSEN+WE-4001。それぞれの特性で奥行き
感は抜群。レコード以上の生の音質に変化。弦楽器、ピアノの音質は背筋が凍ります。
JENSENは音質調整用で使っています。

JENSEN、UTCは中高域を改善しますのでシステムによっては高域が強くなります。
この組み合わせはレコード再生にも同じく威力を出します。

   ライントランス

国産トランスの特徴は周波数やダイナミックレンジなどの音質特性が良いことがあげられます。これは設計者
自身がアナログの経験がなく、測定装置での設計が中心のためでその結果、音質は押しなべて
音が細く音場感
のない冷たい音色になっています
。国産のアンプに魅力がないのはこのためで入出力トランスが音質面で貧弱
のためです。
巻き線やコアの材質が古い欧米のトランスとは違い、音質の決定的な差となっています。
国産トランスはノイズを防ぐため
シールドが強く、その分音質が劣化しています。古い欧米のトランスは音質
重視のためシールドが弱くアンプのボリュームを上げ過ぎるとノイズが出ます。ウエスタンはその例です。

昔の欧米のアンプやトランスが魅力的なのは設計者の耳で設計されているためそれぞれに特徴があります。
トランスを変えるだけで音が変わるのはシステムの中で最も重要な要素となっているため
アンプ(特にパワーアンプ)を変えると音質が変わりますので音質が良くなったと思いがちですが、これは
’音質が良いはずだ’という思い込みです。しばらく聴くと?。