オーディオ・アナログ

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クラッシックでのコンサートホールの再現は「スピーカーが消えてなくなる」事への挑戦です。
フルオーケストラ、室内楽、ピアノや弦のソロでは音の再現が異なります。オーケストラでは比較的遠くより聴くためにホールの残響再生が強く影響し、その結果、それぞれの楽器が柔らかく聞こえます。室内楽では狭い音場のため各楽器の定位が求められます。ソロは目の前で演奏している雰囲気で特に弦の音はきつく聞こえます。

1.フルオーケストラに求められる特性
1.左右、奥行への広がりが条件となります。
2.中央右側より聞こえるビオラ、コントラバス、奥より聞こえるティンパニーは明確に再生される必要があります。
  ほとんどのシステムではこれらがダンゴになりほとんど聞こえません。
3.オルガン、コントラバスの重低音再生はジャズのベースとは根本的に異なります。
  音が丸くならず下に突き抜ける低音が求められます。パワーアンプの馬力で決まります。

2.室内楽に求められる特性
1.楽器の定位が明確であること。
2.残響再生があまり強くないこと。
の2点でピアノは弦に対して明確に分離する必要があります。

3.ピアノ、弦のソロに求められる特性
1.ピアノにしても弦にしてもきれいな音で再生するのではなく、「ガツン」としたアタック音が条件となります。
2.オーケストラ、室内楽とは基本的に再生音が異なります。
システムの変更は困難ですのでカートリッジ、アーム、トランスなどの変更で対処できればOK.